〒601-1111 京都府 京都市 左京区 鞍馬本町 1074
駐車場:有料駐車場が複数ある。
鞍馬寺には、天狗(てんぐ)と呼ばれる超常的な存在と、その天狗から剣術を学んだとされる源義経(みなもと の よしつね)の伝説があります。
境内案内図です。
鞍馬寺の山門(さんもん)付近には、叡山電鉄・鞍馬駅(えいざん でんてつ・くらま えき)と、個人経営の有料駐車場があります。
鞍馬駅の近くに、天狗の顔を象った像があります。
鞍馬寺の周辺には、個人経営の有料駐車場が複数存在します。場所によっては一日の駐車料金に上限が無かったり、土日に特別料金を請求してくる所もあるので注意が必要です。
山門を正面から。
山門は仁王門(におう もん)とも言い、門の左右に金剛力士(こんごう りきし)の像があります。
山門の裏側です。料金は300円です。
山門の参道(さんどう)には、数多くの灯籠が並んでいます。
参道の先には保育園があり、その近くに童形六体地蔵(どうけい ろくたい じぞう)という子供の姿で描かれている地蔵尊の像があります。
保育園の隣に普明殿(ふみょう でん)という、二階がケーブルカーの駅になっている建物があります。
普明殿の一階には、毘沙門天(びしゃもん てん)の像が安置されています。
ケーブルカーを利用しない場合は、歴史ある九十九折り参道(つづらおり さんどう)を歩いていきます。
石段を登っていくと、吉鞍稲荷社(よしくら いなり しゃ)が見えてきます。
吉鞍稲荷神社を正面から。更に横の石段を登っていきます。
石段の先には鬼一法眼社(きいち ほうがん しゃ)があったのですが、今は台風の影響で土台しか残っていません。鬼一法眼は京都に住む呪術師であり、剣術の達人でもありましたが、源義経にその技術を盗まれてしまったと言い伝えられています。
鬼一法眼社の跡地には、魔王之碑(まおう の ひ)と記された石碑があります。かつて、ここは魔王の瀧(まおう の たき)と呼ばれる修行場だったようです。
鬼一法眼社の跡地の近くに由岐神社(ゆき じんじゃ)があります。毎年10月22日の夜に「火祭り」と呼ばれる奇祭が行われます。
手水舎(ちょうずしゃ)の龍を真横から。
鳥居の後ろに、重要文化財の割拝殿(わり はい でん)があります。
拝殿を潜ると、本殿(ほん でん)に続く石段と、樹齢800年の大杉(おお すぎ)が見えてきます。その根元には大杉を祀る大杉社(おお すぎしゃ)があります。
石段の途中、大杉社の前には、冠者社(かんじゃ しゃ)と岩上社(いわかみ しゃ)があります。
冠者社と岩上社の近くには、白長弁財天社(しらなが べんざいてん しゃ)があります。
石段の先には、由岐神社の本殿があります。御祭神は大国主命(おおくにぬし の みこと)の若い頃の名である、大己貴命(おおなむち の みこと)です。
由岐神社には、子犬を抱いている珍しいの狛犬(こまいぬ)の像があります。
本殿の左側に、御神水をいただける場所があるのですが、撮影時は封鎖されていました。
御神水の左側には、三宝荒神社(さんぽう こうじん しゃ)があります。
この瀧は、由岐神社の本殿の右側にあります。
瀧の近くに川上地蔵堂(かわかみ じぞう どう)があります。地蔵尊は源義経の守り本尊で、この御堂に参拝してから剣術修行に赴いたと言い伝えられています。
川上地蔵堂の近くに、義経公供養塔(よしつねこう くよう とう)があります。昔、ここには東光坊(とうこう ぼう)という建物があって、源義経が七歳の時から約十年間、そこで寝起きして剣術と学問に励んだと言われています。
義経公供養塔から少し歩いた所に、双福苑(そうふく えん)という場所があります。ここには御神木の玉杉(たますぎ)、玉杉大黒天社(たますぎ だいこくてん しゃ)、玉杉恵比寿尊社(たますぎ えびす そん しゃ)、いのちの像などがあります。
双福苑から少し歩くと、中門(なかもん)が見えてきます。
中門を正面から。この場所に移設される前は山門の隣にあり、天皇の使いが来た時だけ開く勅使門(ちょくし もん)として使われていたそうです。
中門を潜って石段を上っていきます。途中に福寿星神(ふくじゅせい じん)の社があります。
福寿星神とは、七福神(しちふく じん)の寿老人(じゅ ろうじん)の事です。
福寿星神の社の先に、ロープウェイ駅方面の道と、鞍馬寺の金堂(こんどう)方面の道が交差する、三叉路があります。
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