丹生川上神社・中社(にう かわかみ じんじゃ・なかしゃ)

神社(Shrine)奈良(Nara)

〒633-2431 奈良県 吉野郡 東吉野村 小 968

駐車場:無料駐車場がある。


 

初代・神武天皇ゆかりの丹生川上神社は、水神宗社(すいじん そうしゃ)と言われています。

 

 

中社の駐車場は、砂利の路面に一台分のロープが張ってあります。普段は無料ですが、川辺でBBQをする時や、川遊びの時期は有料(一日1500円)です。

 

 

朱塗りの鳥居です。奥に見えるのは拝殿です。

 

 

鳥居の左側に手水舎があります。

 

 

手水鉢を近くから。

 

 

拝殿を斜めから。拝殿と本殿は回廊で繋がっています。

 

 

拝殿の中には、祈雨・止雨の願いが込められた白黒の絵馬があります。

 

 

拝殿と本殿を繋ぐ回廊です。本殿の前に金色の御幣(ごへい)が祀られています。

 

 

回廊を斜めから。

 

 

拝殿の右側に、丹生の真名井(にう の まな い)があります。

 

 

井戸の重い蓋を開けて、備え付けてある大きな柄杓で御神水をいただきます。

 

 

丹生の真名井の右側に、叶の大杉(かなえ の おおすぎ)があります。

 

 

叶の大杉の前に、なでフクロウの木像があります。

 

 

本殿の背後にある小牟漏岳(おむろ が だけ)の北側(鷲家地区)に、初代・神武天皇即位の大嘗祭を行った鳥見霊畤(とみ の れいじ)の跡地があります。霊畤とは祭事場の事ですが、奈良県内に推定地が複数あり、何処が本物かは分かっていません。

 

 

拝殿の左側に行ってみます。

 

 

拝殿の近くに、第35代・斉明天皇(皇極天皇と重祚)が造営した、吉野離宮(よしの りきゅう)についての石碑があります。現時点では、ここから約16㎞離れた所にある宮滝遺跡(みやたき いせき)が、最有力の推定地と考えられています。

 

 

石碑の向かい側に石段があります。

 

 

石段の先に、龍神大明神(りゅうじん だいみょうじん)を祀る大盛丸神社(たいせいまる じんじゃ)があります。

 

 

大盛丸神社の右側に、相生の杉(あいしょうのすぎ)と呼ばれる二本の杉と、本殿があります。

 

 

手前から西殿(さいでん)、本殿(ほんでん)、一番奥が東殿(とうでん)です。

 

 

本殿の反対側に木霊神社(こだま じんじゃ)があります。御祭神は林業の神・五十猛神(いそ たける の みこと)です。

 

 

木霊神社の左側に細い道があり、その先に丹生龍王大神社(にう りゅうおう だいじんじゃ)があります。

 

 

丹生龍王大神社では、上社(かみしゃ)の御祭神・高龗神(たか おかみ の かみ)と、下社(しもしゃ)の御祭神・闇龗神(くら おかみ の かみ)を祀っています。

 

 

丹生龍王大神社の近くにある脇道を降りていきます。

 

 

鳥居の側に爺婆石(じじ ばば いし)があります。向かって左側が爺石(じじ いし)で、右側が婆石(ばば いし)です。昔、すぐ側を流れる高見川(たかみがわ)の水をせき止めて木材の運搬をしていた時に、爺婆石はその目印になっていたそうです。

 

 

高見川の河原から、蟻通橋(あり とおし ばし)を望みます。かつて中社の本殿は、蟻通橋の向こう側にありました。今はその場所に摂社本宮(せっしゃ ほんぐう)があります。

 

 

 

中社(Nakasha) 摂社本宮(Sessha hon gu)とその周辺