横浜中華街(よこはま ちゅうかがい)

〒231-0023 神奈川県 横浜市 中区 山下町

駐車場:コインパーキングが複数ある。


 

横浜中華街は、神戸南京町(こうべ なんきん まち)、長崎新地中華街(ながさき しんち ちゅうかがい)と共に、日本三大中華街の一つに数えられています。

 

 

JR石川町駅の北口から出て左に行くと、西陽門(せいよう もん)が見えてきます。この門は牌楼(はい ろう)と言い、中国文化を象徴するものです。中華街には全部で10基の牌楼があるそうです。

 

 

西陽門から少し歩いた所に延平門(えんぺい もん)があります。白を基調とした門で白虎門(びゃっこ もん)とも言います。屋根があるものを牌楼(はい ろう)で、屋根が無い門を牌坊(はい ぼう)と言うそうです。

 

 

延平門をくぐって真っ直ぐ行くと、右側に駐車場が見えてきます。

 

 

更に真っ直ぐ行くと、善隣門(ぜんりん もん)が見えてきます。

 

 

善隣門を正面から。

 

 

善隣門をくぐらずに右折して、少し歩いた所に地久門(ちきゅう もん)があります。この通りは関帝廟(かんてい びょう)通りと呼ばれています。

 

 

関帝廟通りには、春節を祝う龍の提灯が掲げられていました。

 

 

関帝廟通りを歩いて行くと、関帝廟が見えてきます。御祭神は西暦200年代の中国武将、関羽雲長(かんう うんちょう)こと関聖帝君(かん せいてい くん)です。

 

 

関帝廟の門の裏側です。参拝は9時~19時までで、その時間を過ぎると廟の中に入れなくなります。

 

 

関帝廟の本廟(ほんびょう)を正面から。

 

 

左右の狛犬が本廟を守護しています。

 

 

本廟に参拝する際は、境内の受付で参拝料を払って、五本セットの線香を貰います。線香の火は受付の人が火をつけてくれますし、礼拝の作法も教えてくれます。

 

 

本廟の前には玉皇上帝(ぎょくこう じょうてい)、関聖帝君、地母娘娘(じぼ にゃんにゃん)、観音菩薩(かんのん ぼさつ)、福徳正神(ふくとく せいしん)を祀る五つの香炉が並んでいます。

 

 

中華街のメインストリートである中山路(ちゅうざん ろ)に、知る人ぞ知るビャンビャン麺を出す店があります。

 

 

店名は蘭州牛肉拉麺(らんしゅう ぎゅうにく らーめん)です。

 

 

ビャンビャン麺を漢字で書くと、このような字になります。

 

 

その麺は、まるでベルトのように太くて長いのですが、モッチリしていて美味しいです。

 

 

夜の関帝廟です。ライトアップが凄いですね。

 

 

関帝廟通りに戻って東に進むと、山下町公園(やましたちょう こうえん)が見えてきます。ここは領事館があった場所で、現在は会芳亭(かいほう てい)という東屋が残るのみです。

 

 

山下町公園の先には10大牌楼の一つ、天長門(てんちょう もん)があります。

 

 

関帝廟通りには、東に天長門、西に地久門があります。この門の名前は、物事がいつまでも続くと言う意味の天長地久(てんちょう ちきゅう)に因んだものと思われます。

 

 

天長門の近くに、媽祖廟(まそびょう)があります。御祭神は1000年前に実在した仙女・媽祖(まそ)こと林黙娘(リン モーニャン)です。

 

 

媽祖廟を正面から。礼拝の作法は関帝廟と同じです。

 

 

媽祖廟の先には、朱色を基調とした朱雀門(すざく もん)があります。朱雀(すざく)は南を守護する霊獣です。

 

 

朱雀門から天長門まで戻り、反対方向に歩いて行くと、青色を基調とした朝陽門(ちょうよう もん)が見えてきます。朝陽門は東を守護する霊獣に因んで青龍門(せいりゅう もん)とも呼ばれています。

 

 

朝陽門を裏側から。

 

 

朝陽門から、有名な飲食店が複数並ぶ、中華街大通りを歩いていきます。

 

 

中華街大通りにも、春節を祝う龍の提灯がありました。

 

 

中華街大通りを歩いて行くと、善隣門が見えてきます。これで中華街を一周した事になります。

 

善隣門から北西の方角に歩いて行きます。

 

 

中華街から少し離れた所に、黒色を基調とした玄武門(げんぶ もん)があります。

 

 

玄武門を裏側から。中華街の四方は白虎(びゃっこ)、朱雀(すざく)、青龍(せいりゅう)玄武(げんぶ)の四神(ししん)によって守護されています。

※応竜、麒麟、霊亀、鳳凰は四霊・四瑞です。

 

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