〒959-2602 新潟県 胎内市 乙1112
駐車場:無料駐車場がある。
乙宝寺は、聖武天皇の勅命により、唐在住のインド人僧侶・婆羅門僧正(ばらもん そうじょう)こと菩提僊那(ボーディセーナ)と、行基菩薩によって開山された、新潟県でも指折りの古刹です。
境内案内図です。
参道から仁王門を望みます。
参道の両脇にある放生池には、金毘羅堂と弁天堂があります。夏には蓮の花が咲きます。
仁王門は1745年に金堂の古材にて改修されました。
仁王門の仁王像です。行基菩薩の御作と言い伝えられています。
参道沿いに手水舎があります。
手水舎の独鈷水(どっこすい・どっこんせい)は、弘法大師・空海が乙宝寺を訪れた時に、法具の独鈷杵で地面を突いた時に湧き出したと言い伝えられています。
重要文化財の三重塔です。
乙宝寺の金堂(こんどう)です。御本尊は大日如来(だいにちにょらい)、阿弥陀如来(あみだにょらい)、薬師如来(あみだにょらい)です。御本尊に因んで大日堂(だいにちどう)とも呼ばれています。
金堂の左側に六角堂(ろっかくどう)があります。菩提僊那は、釈迦世尊の右目を中国の甲寺に、左目を日本の乙寺に納めました。その後、後白河天皇から左目を供養する為の金の宝塔を賜り、乙宝寺と名が改められました。
金堂の後ろ側は、西国三十三観音巡りの遊歩道になっています。
遊歩道には、今昔物語に出てくる「写経猿」を供養する塚があります。
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