将門の首塚(まさかど の くびづか)

史跡(Historic site)東京(Tokyo)

〒100-0004 東京都 千代田区 大手町  1丁目2-1

駐車場:なし。


 

第50代桓武天皇の子孫であり、平安時代の武将である平将門(たいらのまさかど)の首塚は、皇居・大手門(こうきょ・おおてもん)の近くにあります。

 

 

皇居の濠から、横断歩道を渡ってすぐの所に首塚があります。 

 

 

正式名称は将門塚(まさかどづか)ですが、首塚と言わなければ誰も分からないかも知れません。 

 

 

不本意ながらも第61代朱雀天皇と敵対し、朝敵となった将門公が斃れると、その頭部は京都に運ばれて晒し物にされました。しかし、その頭部は切り離された胴体を求めて空を飛び、途中で力尽きて、この場所に落下したと言い伝えられています。

 

 

将門塚は祟りで有名です。無礼を働いた人間が不幸に見舞われたり、移転の話が出るたびに事故や死者が続出する曰く付きの場所ですが、将門公を尊崇すれば強力な加護を得られるとも言われています。

 

 

将門公の胴体が葬られた場所とされる胴塚(どう づか)は、神田山・延命院(かどやま・えんめい いん)の境内にあります。

将門の胴塚(まさかど の どうづか)