京都神田明神(きょうと かんだ みょうじん)

神社(Shrine)京都(kyoto)

〒600-8471 京都府 京都市 下京区 新釜座町 726

駐車場:近くにコインパーキングがある。


 

京都神田明神は、膏薬辻子(こうやく ずし)と呼ばれる細い裏路地にあります。

 

朝敵として関東で討伐された将門公の首は京都に運ばれて、日本で最初の晒し首になりました。その日から全国で天変地異が相次ぎ、将門公の祟りとの噂が流れました。僧侶の空也(くうや)は慰霊の為に塚を作り、やがてそれが京都神田明神になりました。

 

 

膏薬辻子の名は、空也供養(くうや くよう)という言葉が訛り、細い道を意味する辻子(ずし)と合わさって出来たものと考えられています。

 

 

膏薬辻子に入ってすぐの所に、京都神田明神があります。

 

 

元は空也が建てた慰霊の塚でしたが、のちに東京の神田神社(かんだじんじゃ)から正式に平将門公の御霊を勧請し、御祭神として祀りました。

 

 

東京の神田神社は、かつて神田明神(かんだみょうじん)と呼ばれていました。京都神田明神も京都神田神社と改名するべきかも知れませんが、個人的にはこのままでいてほしいです。

 

 

神田神社(かんだ じんじゃ)