〒369-1902 埼玉県 秩父市 三峰 298-1
駐車場:有料の大駐車場がある。
日本武尊命(やまとたける の みこと)が創建したとされる三峯神社は、山犬(狼)の信仰で有名です。また、温泉宿、食堂、お土産屋などのサービスが充実しており、展望の良いハイキングコースもあります。
境内案内図です。
駐車場は有料の三峯駐車場があります。手前が第一駐車場、料金所の奥に第二駐車場があります。普通車は520円(2023年現在)です。以前は境内にペット同伴で入れましたが、現在は禁止になっています。
有料駐車場の階段を上って右側に歩いていくと、奥宮の参道入口があります。
有料駐車場の階段を上って左側に歩いていくと、三つ鳥居(みつ とりい)が見えてきます。この鳥居は天御中主神(あめの みなかぬし の かみ)、高御産巣日神(たかみ むすび の かみ)、神産巣日神(かみむすび の かみ)の造化三神(ぞうか の さんじん)を象徴しています。
三つ鳥居をくぐって参道を歩いていくと、右側に立ち並ぶ石碑が見えてきます。この石碑は三峯講(みつみね こう)の信者達が立てたものです。主に寄進の金額と、寄進者の名前が記録されています。その先は十字路になっています。
十字路の正面の道は日本武尊の銅像がある高台、右側は奥宮(おく の みや)の遙拝殿(ようはい でん)、左側は随神門(ずいしん もん)に続いています。
遥拝殿を近くから。遥拝とは、神社や祠を遠くに眺めながら、その方向に向かって礼拝する事を言います。 天候が悪い時や、体力的に不安がある時などに便利です。
遙拝殿から、奥宮がある妙法ヶ岳(みょうほうがたけ)を望みます。
遙拝殿の向かって左側に、ハイキングコースとして人気がある奥宮の表参道(おもて さんどう)があります。
参道の十字路に戻って、随神門をくぐります。
隋神門を近くから。
隋神門をくぐって参道を歩いていくと、道が左右に分かれます。右に進むと境内に入り、左に進むと裏参道ハイキングコースに出ます。
急な石段から拝殿を望みます。境内を守護するのは狛犬ではなく、眷属の狼です。
拝殿を正面から。左右に御神木が立っています。
拝殿の右側に手水舎があります。三峯山は標高が高く、冬期は手水が凍ってしまうので、祓串(はらえぐし)を左右に振る事で清めを行います。
拝殿の床に、龍の顔が現われた場所があります。
赤丸の中にご注目。発見当初は水を掛けなければ龍の御尊顔を見る事は出来なかったそうですが、現在ではその必要はなくなっています。不思議ですね。
拝殿の左側には宿坊の興雲閣(こううんかく)があります。建物には抜けられる通路があり、その両脇の部屋で土産物を販売しています。
通路を抜けた先にコーヒーハウス・小教院と、興雲閣の入り口があります。興雲閣の日帰り温泉とレストランは、かなり評判が良いみたいです。
小教院の左側にある道を進めば、裏参道に入れます。
拝殿の右側に神楽殿(かぐらでん)があります。三峯神社の神楽は、滝の沢神楽(たき の さわ かぐら)と呼ばれる歴史ある伝統芸能です。
神楽殿の近くに摂末社が立ち並んでいます。
摂末社の並びを抜けると、遙拝殿や随神門がある十字路の近くに出ます。右端に見える石段を上ると、日本武尊の銅像がある高台に出ます。
日本武尊命の銅像を近くから。この高台から少し離れた所に近宮(ちかみや)があります。
高台から降りて興雲閣の裏手に回ると、従業員用の駐車場と鐘楼(しょうろう)が見えてきます。
鐘楼の右側にある参道を少し歩くと、近宮の鳥居が見えてきます。
近宮を正面から。御祭神は大口真神(おおぐち ま がみ) こと、御眷属の山犬様です。この近宮では、三峯神社境内で御働きの山犬様をお祀りしています。
裏参道にある遠宮(とおみや)では、「御眷属拝借(ごけんぞく はいしゃく)」によって境外で御働きの山犬様をお祀りしています。
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