伊勢神宮・外宮( いせじんぐう・げくう)

神社(Shrine)三重(Mie)

〒516-0023 三重県 伊勢市 宇治館町 1

駐車場: 大きな無料駐車場があるものの、平日でも10時を過ぎると大混雑。


 

伊勢神宮には外宮(げくう)と内宮(ないくう)があり、先に外宮に参拝するのが作法です。

 

 

境内案内図です。 

 

 

外宮の無料駐車場は三ヶ所ありますが、一番早く開門するのが第二駐車場です。伊勢神宮は参拝者が多いので、平日でもAM10時を過ぎると満車になっています。

 

 

第二駐車場から少し歩いた所に火除橋(ひよけばし)があります。近鉄・JR伊勢市駅が出来る前は、ここが正面入口だったそうです。

 

 

手水舎を近くから。多数の参拝者が訪れるので、柄杓の数も多いです。

 

 

火除橋の手前にある立て看板には「ここでは左側通行」「スリップ注意」と書いてあります。火除橋は雨の日や冬の早朝だと、意外な程に滑ります。

 

 

砂利が敷きつめられている参道を歩いて行くと、御厩(み うまや)と北御門鳥居(きた みかど とりい)が見えてきます。

 

 

北御門鳥居の左側にある道は、一般人は立ち入り禁止です。

 

 

冬の早朝のみ、このような光景を見る事が出来ます。

 

 

北御門鳥居を潜って真っ直ぐ歩くとT字路に出ます。左側の建物は授与所で、右側に行くと正宮(しょう ぐう)があります。

 

 

T字路を右に進むと、九丈殿(くじょうでん)と五丈殿(ごじょうでん)が見えてきます。写真右側の榊の木は、四至神(みや の めぐり の かみ)と呼ばれています。

 

 

正宮の近くに三ツ石(みつ いし)があります。三ツ石は祭祀を行う大切な場所であり、川原祓所(かわら の はらい しょ)とも呼ばれています。

 

 

正宮は式年遷宮(しきねん せんぐう)のたびに取り壊され、左右の新御敷地(しんみ しきち)が交互に入れ替わる形で建てられます。古い建材は他の神社に回されます。

 

 

西暦2005年に第62回目の式年遷宮が始まり、約8年後の2013年に全ての作業が完了しました。これは取り壊し前の正宮・古殿(こでん)です。

 

 

式年遷宮直後の正宮です。御祭神は豊受大神(とようけ の おおかみ)の和御魂(にぎ みたま)です。

 

 

正宮への参拝後、参道を戻って川を渡り、多賀宮(たか の みや)を目指します。この自然石で出来た橋は、右側から見ると亀のように見える事から亀石(かめ いし)と呼ばれています。

 

 

亀石を渡った先の左側に風宮(かぜ の みや)があります。御祭神は風神・級長津彦命(しなつひこ の みこと)と、級長戸辺命(しなとべ の みこと)です。風神は農耕神ですが、国難の際には神風(かみかぜ)を吹かせて国を守ると言われています。

 

 

風宮で行われた神事を動画で撮影しました。神職のみが行う正式作法・八度拝八開手(はちどはい やひらで)です。一般参詣者は二礼二拍一拝で参拝します。

 

 

風宮の向かい側に土宮(つち の みや)があります。御祭神は土地神・大土乃御祖神(おおつち の みおや の かみ)です。

 

 

土宮の側に多賀宮への石段と、下御井神社(しも の みい の じんじゃ)への参道があります。

 

 

下御井神社は神前に供える水を汲む為の井戸であり、上御井神社(かみ の みい の じんじゃ)の予備の井戸でもあります。上御井神社は一般公開されていないので、参拝する事も出来ません。

 

 

石段を登ると多賀宮が見えてきます。御祭神は豊受大神の荒御魂(あら みたま)です。写真は式年遷宮直後の社殿です。

 

 

石段を下り、正宮手前を右折して、神楽殿(かぐら でん)を左に見ながら直進します。

 

 

神楽殿の先に、二の鳥居があります。

 

 

二の鳥居の近くに、砂利が敷き詰められた祭祀場があります。伊勢神宮には写真や動画の撮影が禁止されている祭祀もありますが、この瞬間までは撮影の許可が出ていました。

 

 

二の鳥居の先に一の鳥居があり、その手前に手水舎(ちょうずしゃ)と火除け橋(ひよけ ばし)があります。

 

 

手水舎の近くに、せんぐう館があります。第62回式年遷宮を記念して、平成24年に開館した比較的新しい建物です。