永平寺(Ei hei ji) Part 1
〒910-1228福井県吉田郡永平寺町志比5-15
駐車場:有料駐車場が複数ある。
禅の里、曹洞宗大本山・永平寺(Ei hei ji)です。
境内案内図(Information map)です。
永平寺川(Ei hei ji gawa)沿いにある、町営駐車場です。永平寺(Ei hei ji)まではちょっと歩く事になりますが、駐車料金は普通車が400円と安いです。
門前通り・・・という名前はついていない道路です。突き当たりに見える白い建物は、永平寺(Ei hei ji)の瑠璃聖寳閣(Ruri shou bou kaku)です。
瑠璃聖寳閣(Ruri shou bou kaku)に、寺号標があります。後ろに瑠璃聖寳閣(Ruri shou bou kaku)もある事から、記念写真を撮るのに良い所です。
ここは山門(San mon)ではなく、龍門(Ryu mon)です。
瑠璃聖寳閣(Ruri shou bou kaku)を横から。ここには国宝の「普勧坐禅儀(Fukan zazen gi)」の他にも、多数の宝物が納められています。
瑠璃聖寳閣(Ruri shou bou kaku)の向かい側に、観世音菩薩(Kan ze on bosatsu)の像があります。てんち(Ten chi)と読むのか、あめつち(Ame tuchi)と読むのかは分かりません。
永平寺川の向こう側には、稲荷堂(Inari do)、地蔵堂(Jizo do)、天照大神宮(Ama terasu dai jin gu)、金毘羅堂(Kon pira do)、そしてトイレがあります。
稲荷堂(Inari do)の左側には、龍の彫刻があります。
龍の彫刻の、ほぼ向かいに通用門がありますが、内部はPart 2で紹介します。
通用門の右側には、一葉観音(Ichi yo kan non)の像があります。永平寺(Ei hei ji)御開山の道元禅師(Zen master Do gen)が中国への船旅で嵐にあった時、観音経を唱えたら一葉観音(Ichi yo kan non)が現われて、平穏無事に航海が出来たと言う伝説があります。
写真の左から傘松閣(San sho kaku)、中央が報恩塔(Ho on toh)、右が祠堂殿(Shi do den)です。
これが有名な唐門(Kara mon)です。勅使門(Choku shi mon)とも言います。永平寺の一番偉い僧侶が就任する時や、皇族の方が来た時だけ開門するそうです。門扉には、皇室の紋章である十六菊花紋が飾られています。
唐門(Kara mon)の右脇を歩いて行くと、寂光苑(jaku koh en)という庭園の入り口が見えて来ます。
道の途中には、石塔や仏像が安置されています。
管理人は、左側の小僧さんの像がお気に入りです。
道の途中、左側に玲瓏の瀧(Rei rou no taki)を見る事が出来ます。
如浄禅師(Zen master Nyo joh)の塔です。如浄禅師(Zen master Nyo joh)は中国・曹洞宗の僧侶で、道元禅師(Zen master Do gen)の師です。
こちらは道元禅師(Zen master Do gen)の像です。
立て看板には「舎利塔(Shari toh)」と書いてあります。舎利(Shari)は遺骨を意味する仏教用語です。
舎利塔(Shari toh)です。納骨所か墓と考えればよろしいかと。
少し離れた所にも、舎利塔(Shari toh)があります。
舎利塔(Shari toh)の向かい側に、寂照の鐘(Jaku sho no kane)があります。誰でも2回、撞く事が出来ます。
三界萬霊(San kai ban rei)と彫刻された石碑がありました。三界(San kai)とは仏教用語で、欲望と、物質と、それらが無い世界の事を言います。また、過去、現在、未来の事を言う場合もあります。つまり、全ての霊魂をお祀りする為の石碑です。
寂光苑(jaku koh en)の端から、吉峰寺(Kippoh ji)~永平寺(Ei hei ji)のハイキングコースになっています。実際に道元禅師(Zen master Do gen)が通われた道であるらしく「祖跡コース(Soseki course)」という名がついています。
寂光苑(jaku koh en)から永平寺(Ei hei ji)に戻る前に、愛宕山観音堂(Atago yama kan non do)に参拝してみる事にしました。
道はかなり険しいものの、多くの仏像が見守ってくださいます。
道の整備はされていますが、結構キツいです。雨の日は止めておいた方が良いかも知れません。
途中に護国観音堂(Go koku kan non do)があります。
綱が無いので、鐘を鳴らせません。
護国観音堂(Go koku kan non do)の前から、永平寺(Ei hei ji)を望みます。体力に余裕が無い場合は、無理をせずに戻りましょう。
護国観音堂(Go koku kan non do)から10分ほど坂道を登った所に、愛宕観音堂(Atago kan non do)があります。御本尊の愛宕大権現(Atago dai gon gen)は、火神と軍神が一体となってお生まれになった永平寺(Ei hei ji)の守護神です。
愛宕観音堂(Atago kan non do)の前から、永平寺(Ei hei ji)を望みます。愛宕大権現(Atago dai gon gen)は、今日も僧侶と観光客を見守っています。
下山する時に、矢印の通り左に降りてください。間違って右に行くと危険です。