善光寺(ぜんこうじ)

寺院 (Temple)長野(Nagano)

〒380-0851 長野県 長野市 長野元善町 491

駐車場:有料駐車場が複数ある。


 

善光寺は1400年以上の歴史を誇り、絶対秘仏であり国内最古の仏像でもある一光三尊仏(いっこう さんぞん ぶつ)を安置する事でも知られています。

 

 

境内案内図です。

 

 

本堂(ほんどう)の北側に、第一駐車場があります。

 

 

第一駐車場から境内に入ると、本堂の後側に出ます。

 

 

JR長野駅・北口から表参道(おもて さんどう)までは、約1kmほど歩きます。

 

 

遠くに仁王門(におう もん)が見えます。その手前の左側に、善光寺の大本願(だいほんがん)があります。

 

 

大本願は、浄土宗(じょうどしゅう)の尼寺です。

 

 

門の奥に見えるのは、表書院(おもて しょいん)です。

 

 

表書院の向かって右側に、大本願の本堂である本誓殿(ほん せいでん)があります。

 

 

本誓殿を正面から。御本尊は一光三尊阿弥陀如来(いっこう さんぞん あみだにょらい)です。

 

 

仁王門(におうもん)の扁額に揮毫された定額山(じょうがくさん)は、善光寺の山号です。

 

 

仁王門を近くから。遠くに善光寺の三門(さんもん)が見えています。

 

 

仁王門から先の参道(さんどう)は仲見世通り(なかみせどおり)と呼ばれていて、大小の様々な店が立ち並んでいます。

 

 

仲見世通りの右側に、釈迦堂(しゃかどう)があります。

 

 

釈迦堂を近くから。御本尊は釈迦涅槃像(しゃか ねはん ぞう)です。

 

 

仲見世通りの先に三門があり、その向かって右側に濡れ仏(ぬれぼとけ)と六地蔵(ろくじぞう)があります。

 

 

手前に六地蔵、奥の大仏が濡れ仏です。以前あった場所には覆い屋がありましたが、この場所に移転してから雨ざらしの露天になった為、濡れ仏と呼ばれるようになりました。

 

 

三門の左側、濡れ仏と六地蔵の反対側に、天台宗(てんだいしゅう)の寺院である大勧進(だいかんじん)があります。

 

 

大勧進の大門(だいもん)を潜ると、右に護摩堂(ごま どう)、左に位牌堂(いはい どう)が見えてきます。

 

 

護摩堂を近くから。堂内に安置されている厄除け不動尊(やくよけ ふどうそん)は、成田山・新勝寺(なりたさん・しんしょうじ)、目黒不動尊こと泰叡山・瀧泉寺(たいえいざん・りゅうせんじ)と共に、日本三大不動尊の一つに数えられています。

 

 

護摩堂の近くにある巨大な三鈷剣(さんこけん)は、厄除け不動尊と紐で結ばれていたものです。

 

 

大勧進の本堂には、萬善堂(まんぜんどう)という名もあります。毎月18日に参拝すると大きな功徳があるとされています。

 

 

大勧進の大門(だいもん)から、三門(さんもん)を望みます。

 

 

三門を正面から。内部の撮影は禁止ですが、500円で二階に上れます。

 

 

善光寺の本堂です。御本尊は絶対秘仏の一光三尊阿弥陀如来です。

 

 

本堂の近くに、浄土真宗(じょうどしんしゅう)の開祖・親鸞聖人(しんらん しょうにん)の像があります。親鸞は善光寺に参拝した際、御本尊に松の枝を供えたと言い伝えられています。

 

 

親鸞聖人像の近くにある経蔵(きょうぞう)には、日本初の木版印刷製の経典が納められています。印刷の経版木は、黄檗宗(おうばくしゅう)の禅僧・鉄眼道光(てつげん どうこう)が作成した為、鉄眼版(てつげん ばん)と呼ばれています。

 

 

萬福寺(まんぷくじ)

 

 

本堂の前には大香炉(だいこうろ)があります。ここで線香をあげると、狛犬の口から煙が吐き出されます。

 

 

本堂では、お戒壇巡り(おかいだんめぐり)をする事が出来ます。これは地下にある廻廊を手探りで進み、極楽の錠前(ごくらくのじょうまえ)を探し当て、御本尊と結縁(けちえん)するというものです。

完全な暗闇の中を歩く為、恐くて前に進めなくなる人も居るようですが、とても貴重な体験をする事が出来ます。料金は大人500円です。

 

 

本堂から鐘楼(しょうろう)を望みます。

 

 

1998年の冬期長野オリンピックでは、この鐘が開会の合図として世界中に鳴り響きました。

 

 

栃木県の本寺・専修寺(ほんじ・せんじゅじ)は、善光寺からお迎えした一光三尊阿弥陀如来を御本尊としています。

本寺・専修寺(ほんじ・せんじゅじ)