〒100-8111 東京都千代田区千代田1-1
駐車場:無し
2019年11月に大嘗祭(だいじょう さい)が行われました。大嘗宮はその祭事場でしたが、既に解体されており、現在は存在しません。大嘗宮の一般参観は、坂下門(さかした もん)が入場口になっていました。
坂下門をくぐってすぐの所に、皇居宮殿(こうきょ きゅうでん)があります。ここは神道の祭祀王である天皇陛下が、我々国民の為に重要な祭祀を行う神聖な場所です。
皇居宮殿の先に、皇室関連の行政機関である宮内庁(くない ちょう)があります。
桜並木や紅葉の名所として知られる乾通り(いぬい どおり)を歩いて行くと、左側に蓮池参集所(はすいけ さんしゅう じょ)が見えてきます。
石垣の上にある横長の建造物は多聞櫓(たもん やぐら)です。旧江戸城の多聞櫓は、この富士見多聞櫓(ふじみ たもん やぐら)しか残っていません。
宮中で働く女官の事を局(つぼね)と言いますが、昔はこの局門(つぼねもん)の先に女官達の住居があったそうです。
門長屋(もん ながや)です。ここは倉庫として使われていたようです。
本丸跡地(ほんまる あとち)まで続く、西桔橋(にし はねばし)を遠くに望みます。
西桔橋の上から、乾通りを望みます。乾通りの先に乾門(いぬい もん)があります。
西桔橋門跡(にし はねばし もん あと)です。昔はここにも門があったようです。
西桔橋門跡を抜けた先、本丸跡地に大嘗宮がありました。一般公開は僅か18日間という、まさに幻の御宮です。
一般参観者の数が非常に多かった為、本丸跡地を反時計回りで一周する形になりました。
西桔橋門跡からここまで来るのに、一時間以上かかりました。
更に一時間後、ようやく大嘗宮の正面に来る事が出来ました。皮つきの丸太で造った黒木鳥居(くろき とりい)は、最も古い形式の鳥居です。
大嘗宮の左側です。とても疲れましたが、本当に貴重なものを見る事が出来ました。
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