〒150-8522 東京都 渋谷区 恵比寿 4丁目20-1
駐車場:恵比須ガーデンプレイスの駐車場が複数ある。
昔、東京には恵比寿(えびす)という地名と、その名の由来となったビール工場がありました。ビール工場は千葉に移転しましたが、その跡地は再開発されて「恵比寿ガーデンプレイス」になりました。そのB1Fにヱビスビール記念館があります。
案内図です。
JR恵比寿駅の南口から、動く通路「スカイウォーク」を歩いていきます。
スカイウォークから降りると、恵比寿ガーデンプレイスの前に出ます。
恵比寿ガーデンプレイスが見えてきました。奥にある赤レンガの建物はビヤステーションです。
屋根付きのスロープを下りた先に、ヱビスビール記念館があります。
スロープを下りたら、左側の建物の中に入って通路を歩いて行きます。
ヱビスビール記念館の入口が見えてきました。
ヱビスビール記念館の入口を正面から。入場は無料です。
ヱビスビール記念館のフロアマップです。
入口の右側に、ヱビスビールの缶で出来たオブジェがあります。
この中に一つだけ、魚籠(びく)に鯛を入れた恵比寿様(ゑびすさま)がいます。見つけたらラッキーです。
缶のオブジェの近くに恵比寿様の像があります。恵比寿様は人々に福を授ける神として日本各地で信仰されています。
階段から円形のカーペットを望みます。奥に見えるのは実際に使われていた銅製のビール醸造釜と、コミュニケーション・ステージです。
コミュニケーション・ステージでは有料のガイドツアーが行われており、缶ビールの試飲と美味しく飲む為の秘訣を教えてもらえます。料金は500円です。
フロアの左側には、ヱビスギャラリーの入口があります。
ヱビスギャラリーでは、ヱビスビール100年の歴史について学ぶ事が出来ます。
これは1890年に発売されたヱビスビールの瓶です。
時代が進むとヱビスビールのラベルも変わっていきます。これはまだコルクで栓がされていた時代の瓶です。
コルク栓から王冠に変わった頃のラベルです。瓶の形状にも変化があります。
ヱビスビールの特大瓶詰です。世の中には、一人で呑み切る酒豪も居るそうです!
これは戦時中のビール瓶です。ヱビスビールのブランド名が消されてしまっています。
遊び心から始まった鯛を二匹抱える恵比寿様のラベルは、1998年に始まりました。このラベルと出会える確率は数百分の1だとか・・・。
今では見る事の少なくなった、蓋つきのビールジョッキもディスプレイされています。
古い看板と写真です。独特の味がありますね。
ヱビスビールの看板です。昔はこの看板を街角で見る事もあったのでしょう。
ビールを入れていた樽です。穴の部分には蛇口がついていたのでしょうか?
1899年に東京・銀座で日本初のビヤホールが誕生しました。その名も、恵比寿ビヤホール。ヱビスギャラリーには、当時の店内とその賑わい再現したミニチュアがあります。
ギャラリーでは、文豪・夏目漱石(なつめそうせき)の弟子であり、グルメとしても有名だった内田百閒(うちだひゃっけん)も紹介されていました。内田氏は大変な酒好きで、東京大空襲で逃げ回っている最中でも酒の入った一升瓶を手放さなかったとか、毎日のように小鯛の塩焼きで一杯やっていたという逸話を残しています。
昔のビヤホールの夏季限定の名物、冷やしおでんです。フロアの右側にあるテイスティング・サロンでは、当時に近いメニューを楽しめます。日本人がビールに馴染む前の時代は、おでんや漬物を肴にビールを飲むスタイルが多かったようです。
テイスティング・サロンはフロアの右側にあります。
この自販機でコインを購入し、それを飲食物と交換するというスタイルです。
テイスティングサロンの内部は、どことなく醸造所をイメージさせる作りになっています。
テイスティングサロンでいただける、冷やしおでんの実物です。これが意外とビールに合うんですよ。
テイスティングサロンの隣に、ミュージアムショップがあります。
ミュージアムショップでは、様々なヱビスビールのグッズを販売しています。
ヱビスビール記念館を出て、恵比寿ガーデンプレイスに戻り、ビヤステーションに入ってみました。
ビアステーションの内部です。ここもビールの醸造所をイメージさせるような作りになっています。
テーブルの上には、アンティーク品の「蓋つきビアジョッキ」がディスプレイされています。
ビヤステーションでは、ビールに合う食事を楽しむ事が出来ます。これはフィッシュ&チップスです。
日本ではあまり食べられない白ソーセージ(ミュンヘナー・ヴァイスブルスト)もいただけます。
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