深大寺(じんだいじ)

寺院 (Temple)東京(Tokyo)

〒182-0017 東京都 調布市 深大寺元町 5-15-1

駐車場:有料パーキングが複数ある。


 

深大寺は天台宗の古刹であり、湧水と蕎麦の寺として知られています。

 

 

境内案内図です。

 

 

深大寺には参拝者用の駐車場が無いので、通り沿いにある有料駐車場を利用する事になります。コインパーキングもありますが、駐車スペースは少ないです。

 

 

参道の左側には、鬼太郎茶屋(きたろう ちゃや)があります。ゲゲゲの鬼太郎の作者である故・水木しげる先生は、深大寺がある調布市に住んでいました。

 

 

水木先生の墓は、鬼太郎茶屋から約1.5kmほど離れた覚證寺(かくしょうじ)にあります。

覚證寺(かくしょうじ)

 

 

鬼太郎茶屋の近くに「なんじゃもんじゃの木」があります。別名をスノーフラワーと言って、四月下旬頃から開花し始め、通年ではゴールデンウィーク頃に満開となります。奥に見える茅葺きの屋根は、深大寺の山門です。

 

 

山門と寺号標を近くから、その左側には滝行の行場があります。

 

 

本堂を遠くに望みます。御本尊は阿弥陀如来像です。左側に閼伽堂(あかどう)、右側に香炉があります。

 

 

堂内は日光が反射してよく見えませんし、夜になると閉門してしまうので、なかなか御本尊を見る事は出来ません。しかし、大晦日の夜などは閉門せず、堂内もライトアップされています。

 

 

本堂の向かって左側にも「なんじゃもんじゃの木」があります。スロープの先に元三大師堂(がんざん だいし どう)があります。

 

 

元三大師堂を正面から。元三大師とは、比叡山・延暦寺(ひえいざん・えんりゃくじ)中興の祖と名高い慈恵大師・良源(じけいだいし・りょうげん)の事です。良源の命日は一月三日なので、元三大師と呼ばれるようになりました。

 

 

元三大師堂の西側にある乾門(いぬいもん)をくぐり、やや急な坂道の乾坂(いぬいざか)を登って、開山堂(かいざんどう)に向かいます。

 

 

開山堂を斜めから。堂内には深大寺の開基とされる満功上人(まんこう しょうにん)の像が安置されています。満功上人は奈良時代の僧侶で、開山当時の深大寺は法相宗(ほっそうしゅう)の寺院でした。

 

 

開山堂から西に約200mほど離れた所に、大般若経と水の守護神・深沙大王(じんじゃ だいおう)を祀る深沙堂(じんじゃ どう)があります。満功上人は霊夢により、多摩川の流木から三体の深沙大王像を彫刻し、その内の一体を奉納しました。それが深大寺の発祥とされています。

 

 

深大寺が建立される前の遥か昔、この地には大きな湖があり、その湖畔には大蛇が住みついていました。その大蛇を水神として祀っていたのが青渭神社(あおい じんじゃ)です。

調布・青渭神社(ちょうふ・あおい じんじゃ)