〒969-5207福島県南会津群下郷町大字大内山本
駐車場:有料の大駐車場がある。
大内宿(おおうち じゅく)は、会津の若松城から日光まで伸びる下野街道(しもつけ かいどう)沿いにあり、江戸時代から明治時代にかけて栄えた宿場町(しゅくば まち)です。
大駐車場です。大型連休や紅葉シーズンの土日は、下野街道の新道である国道118号線と121号線が大渋滞になります。
街道の両脇に古民家風の建物が並んでいます。
大内宿には飲食店が多数ありますが、その中に高遠蕎麦(たかとお そば)という非常に珍しい料理を提供している店があります。これは鰹節をかけた蕎麦を大根おろしを入れた出汁汁につけて、箸の代わりに長葱で食べるというものです。
大内宿では「しんごろう」という郷土料理も食べられます。うるち米を炊いた半搗きの飯を丸めて竹串に刺して、じゅうねん味噌を塗って、囲炉裏端で焼いた素朴な料理です。
会津地方では、エゴマの事を「じゅうねん」と呼びます。食べると十年寿命が延びるとか、自源寺の住職がエゴマの種まきをする時に十回念仏を唱える風習を伝えたから、その名がついたと言われています。
街道の中央付近に、高倉神社(たかくら じんじゃ)の参道があります。高倉神社の御祭神は、大内宿の名付け親である高倉宮・以仁王(たかくらのみや・もちひとおう)です。
街道沿いに、大内宿町並み展示館があります。
展示館の中では、江戸時代に大内宿で使用された家財道具や、農機具などが展示されています。
街道の奥には、有名な女性旅行家のイザベラ・バードが宿泊した阿部家の古民家があります。軒先に吊り下げてある葦の束は、マメコバチという希少な蜂の巣になっています。
街道の突き当たりから、奥に見えるスロープを登って見晴台に向かいます。
スロープの先には浄土宗・正法寺(しょうぼうじ)があります。改修工事の最中でした。
正法寺から先は階段になっていて、その先に子安観音堂(こやす かんのんどう)があります。
子安観音堂を近くから。
子安観音堂の先に見晴台があります。天気の良い日は素晴らしい眺めを楽しめます。
大内宿から少し離れた所に、奇岩の断崖で有名な塔のへつりがあります。
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