大和三山・畝傍山(やまとさんざん・うねびやま)

神社(Shrine), 登山(Climbing)奈良(Nara)

〒634-0814 奈良県 橿原市 山本町

駐車場:無料駐車場がある。


 

標高198.8mの畝傍山は、耳成山(みみなし やま)や天香具山(あめ の かぐやま)と共に、大和三山(やまと さんざん)の一つに数えられています。

 

 

畝傍山の登山口は、西麓の畝火山口神社(うねび やまぐち じんじゃ)と、東麓の橿原神宮(かしはら じんぐう)にあります。

 

 

畝火山口神社の鳥居です。

 

 

鳥居の左側に、無料駐車場があります。

 

 

鳥居の右側に登山口があります。畝傍山は、かつて御峯山(おみね やま)とも呼ばれていました。その所為か、畝火山口神社は御峯山神社(おみねやま じんじゃ)とも言います。

 

 

拝殿(はい でん)を遠くから。

 

 

拝殿の正面に手水舎(ちょうず しゃ)があります。

 

 

拝殿を近くから。

 

 

拝殿の右側に、祓戸神社(はらえど じんじゃ)があります。社殿は無く、樹木一本立ちという形態です。

 

 

拝殿の左側に摂社があります。

 

 

一番左の社は分かりませんが、左から高良神社(たから じんじゃ)、八幡神社(はちまん じんじゃ)、厳島神社(いつくしま じんじゃ)。春日神社(かすが じんじゃ)、埴安彦神社(はにやすひこ じんじゃ)、大山祇神社(おおやまつみ じんじゃ)です。

 

 

拝殿の中を正面から。奥に見えるのは本殿(ほん でん)です。

 

 

拝殿の右側に、子孫繁栄を祈願する石があります。

 

 

男性は左の石を、女性は右側の石を撫でながら「子供を授かりますように」と願をかけます。

 

 

拝殿の中を斜めから。奥に御神馬(ごしんば)の像が見えます。

 

 

御神馬の像を近くから。

 

 

御新馬の横腹に、畝火山口神社の御神紋(ごしんもん)である蝶が彫刻されていました。

 

 

鳥居の前に戻り、畝傍山の山頂を目指します。西麓の登山道は低難易度のハイキングコースなので、お年寄りでも安心して楽しめます。

 

 

西麓登山道の最初の分岐点です。ここを左折します。

 

 

看板のある分岐点を左折します。

 

 

この分岐点では、緩やかな左側の道を行きましょう。

 

 

道の途中に展望の良い所があり、大和高田バイパスや、金剛山地・大和葛城山(こんごう さんち・やまと かつらぎ さん)を一望する事が出来ます。

 

 

ここはちょっと危ないポイントです。他の登山者とすれ違う時は気を付けてください。

 

 

この分岐点を左折すれば山頂です。直進すると橿原神宮に行けます。西麓登山口から、ゆっくり歩いて15分くらいです。

 

 

分岐点には看板が出ています。

 

 

山頂付近に清浄地があります。柵の内側は禁足地なので、立ち入り禁止です。

 

 

畝傍山の山頂には、畝火山口神社の旧社殿跡があります。

 

 

1940年に橿原神宮で拡張工事が行われました。その際、畝火山口神社が橿原神宮や神武天皇陵を見下ろす形になるのが問題となり、西麓に移されました。

 

 

畝傍山から、耳成山を望みます。

 

 

ほぼ同じ位置から、天香具山も見る事が出来ます。かつて奈良盆地は巨大な湖(奈良湖)であり、大和三山は奈良湖に浮かぶ小島だったという説があります。

 

 

畝傍山の三角点です。大阪の住吉大社(すみよし たいしゃ)では、毎年2月と11月の祭祀で用いる土器を、畝傍山山頂の土で作成しています。

 

 

畝傍山山頂から橿原神宮に行くには、看板の向かって左の道を進みます。

 

 

西麓登山道とは違って、東麓登山道は整備が行き届いていません。ハイキングコースとしての難易度はやや高めなので、出来れば杖か登山靴を用意していきましょう。

 

 

道は荒れていますが、分岐路はこの一か所だけです。上から見て右側に行けばOKです。

 

 

若桜友苑(わかざくら ゆうえん)が見えてきました。ここから橿原神宮の境内です。

 

 

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