〒321-1661 栃木県 日光市 中宮祠 2484
駐車場:無料駐車場がある。
日光二荒山神社・中宮祠(以下、中宮祠)は、中禅寺湖(ちゅうぜんじ こ)の湖畔にあります。日光二荒山神社・本社(にっこう ふたらさん じんじゃ・ほんしゃ)と、男体山(なんたいさん)山頂にある奥宮(おくのみや)の中間点にあるので、中宮祠(ちゅうぐうし)と名付けられました。
境内案内図です。
中禅寺湖の湖畔には、県営の有料駐車場、公園、船の駅などがあります。運が良ければ野生の鹿とも出会えます。
中宮祠の参拝者用駐車場は、境内の各所にあります。華厳の滝方面から来た場合は、交差点にある東鳥居を潜り、その先にある第一、第二駐車場を利用すると良いでしょう。
国道120号線・日本ロマンティック街道を戦場ヶ原方面から来ると、まず西鳥居が視界に入ります。その手前を左折して坂道を上った先に、二荒レストセンターがあります。その駐車場は男体山登拝者専用なので、一般参詣者は別の駐車場を利用しましょう。
120号線沿いのバス停「二荒山神社中宮祠」の前に唐銅鳥居があり、その両脇が参詣者用駐車場になっています。
唐銅鳥居の先に八脚門(やつあしもん・はっきゃくもん)があります。奥に見えるのは唐門(からもん)です。
唐門の後方に見える大きな山が、御神体の男体山(なんたいさん)です。右側にチラッと映っているのは手水舎です。
中宮祠の手水舎は、なかなか写真映えするデザインになっています。
唐門の向かって左側も、参拝者用の駐車場になっています。あまり知られていないのか、混雑する紅葉の時期でも空きがありました。
唐門をくぐると拝殿の前に出ます。御祭神は大巳貴命(おおなむち の みこと)、田心姫命(たごりひめ の みこと)、味耜高彦根命(あじすき たかひこね の みこと)の三柱です。
拝殿の左側には山霊宮(やまのみや)があり、その後ろには樹齢約1100年のイチイがそびえ立っています。
拝殿の右側には、標高2,486mの男体山山頂にある奥宮(おくのみや)に複数回参拝をした人達の名前と、参拝回数が記録された掲示板があります。
掲示板の前から、男体山の登拝門(とうはいもん)を望みます。開山は5月5日で、閉山は10月25日。冬期は入山禁止です。門が閉じているのは、この写真を撮影したのが閉山の時期だからです。
男体山登拝の所要時間は片道約3時間で、トイレやケーブルカーの類いもありません。高低差も約1kmほどある為、登山としての難易度は高めです。登山の初心者が登るのは厳しいので、他の山で経験を積んでからにしましょう。
登拝門の側に、男体山の神が大蛇(おろち)に変じ、赤城山(あかぎさん)の神がムカデに変じて、領地争いをしたという戦場ヶ原の伝説に因んで、大蛇の御神像が祀られています。
中宮祠から約1kmほど離れた所に、日本三大瀑として知られる華厳の滝(けごん の たき)があります。
滝の落差は97mもあり、中禅寺湖の水が一気に流れ落ちる様子は圧巻の一言です。
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