〒630-1237 奈良県 奈良市 柳生町 789
駐車場:奈良市立の有料駐車場がある。
天乃石立神社は、奈良県北部、柳生の里にあります。
周辺案内図です。道は狭く、分かり難いです。
市営駐車場から、国道369を東に歩いていきます。
市営駐車場は遠いので、この私営駐車場を利用すると良いでしょう。
料金は300円です。おつりはありません。
駐車場から少し歩いた所に、社(やしろ)を彫刻した珍しい石がありました。
この分岐点を左折します。
左折すると案内図が見えてきます。ここから一般車両は通行禁止です。
案内図の向かい側に、小さな社と、無料の貸し杖があります。
杖を借りて、参道を歩いて行きます。
参道の途中に分岐点がありますが、とりあえず道なりに進みましょう。
一刀石(いっとう せき)の道標が見えてきました。
天乃石立神社の鳥居です。
鳥居の扁額です。比較的、新しいもののようですね。
参道の脇には、苔むした自然石が沢山あります。
とても大きな自然石と、看板が見えてきました。
古の人々は、この超自然的な景観に神を観ました。左の岩は前立磐(まえだて いわ)と呼ばれ、豊磐牖命(とよいわ まど の みこと)として祀られています。右の岩は後立磐(うしろたて いわ)と呼ばれ、櫛磐牖命(くしいわ まど の みこと)として祀られています。
前立磐の後ろにある独特な形状の岩は、前伏磐(まえぶせいわ)と呼ばれており、天岩戸別命(あまの いわと わけ の みこと)として祀られています。
前伏磐の後ろにある丸型の岩は、巾着岩(きんちゃく いわ)と呼ばれ、天照大姫命(あまてらす おおひめ の みこと)として祀られています。
巾着岩の後ろ側に拝殿(はい でん)があります。ここにある4つの磐座(いわくら)を総じて、天乃石立神社としています。
天乃石立神社の先に、鬼滅の刃のモチーフになったと言われる一刀岩があります。
これが一刀岩です。岩の手前にある舞台は、最近作られたもののようです。
一刀岩を正面から。この場所では主人公の竈門炭治郎のように、岩を両断しているかのような写真を撮影する事が出来ます。
天乃石立神社や一刀岩の周辺は、柳生新陰流(やぎゅう しんかげ りゅう)の始祖・柳生石舟斎(やぎゅう せきしゅうさい)が修行をした場所だと言い伝えられています。
一刀岩の近くには、天狗(てんぐ)と思われる像があります。
先ほど通り過ぎた分岐点の反対側の道に進むと、芳徳寺(ほうとくじ)に辿り着きます。車両通行止めの看板がありますが、歩いて行くには問題ありません。
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