和田金(Wada kin)

食事(Food)三重(Mie)

〒515-8588 三重県 松坂市 中町 1878

駐車場:無料駐車場がある。


 

松阪牛(Matsu saka ushi)と言えば和牛(Wa gyu)の最高峰ですが、高級料亭の和田金(Wada kin)は松阪牛(Matsu saka ushi)の元祖であり、頂点の店です。

 

 

和田金(Wada kin)の店舗は、県道60号線・伊勢街道沿いにある五階建てのビルです。創業者の松田金兵衛(Matsuda kin beh)は、東京(To kyo)にある高級料亭の和田平(Wada hei)で修業を積み、1878年に松阪(Matsu saka)で和田金(Wada kin)を開業しました。

 

 

和田金(Wada kin)の駐車場入り口は、ビルの向かいにあります。

 

 

信号のある交差点の付近にも、和田金(Wada kin)の無料駐車場があります。

 

 

ビル前の駐車場には、和風の門があります。

 

 

ビルの玄関です。最高の和牛を食べたいなら、ここを潜らなければいけません。

 

 

玄関のフロアーには、赤い絨毯が敷き詰められています。和田金(Wada kin)の客室は全て個室であり、一人では入る事が出来ません。必ず二人以上で来てください。

 

 

玄関フロアーで受付を済ませると、エレベーターで客室まで案内されます。

 

 

客室の一室です。石灯籠が高級感を醸し出しています。

 

 

客室には漆塗りの大きな円卓があります。円卓の中央で炭火を熾して料理をする事が出来るという、非常に珍しい作りになっています。

 

 

円卓の下はこうなっています。炭火を扱うので、ある程度の深さが無いといけないようです。

 

 

客が席に着くと、仲居(Naka i)と呼ばれる給仕と調理を行う女性が、菊炭(Kiku sumi)と呼ばれる最高級の樫の炭を燃やし始めます。和田金(Wada kin)では肉の調理に高い技術を必要とする為、仲居(Naka i)には厳しい試験が課せられています。

 

 

炭火に火が付いてしばらくすると、仲居(Naka i)が野菜と肉を盛り付けた皿を持ってきました。これは和田金(Wada kin)の自社牧場で育てた、世界一の和牛(Wa gyu)リブロースです。

 

 

仲居(Naka i)が肉を焼いています。例え松阪牛肉であっても、素人が自分で肉を焼いたら最高の味にはなりません。

 

 

仲居(Naka i)が肉を焼き、砂糖をかける所までの動画です。

 

重厚な鉄鍋を炭火で加熱し、肉を置いて砂糖と醤油をかけ、少しだけ昆布の出汁を加えます。煮るのでも焼くのでも無い、最高の技術で肉の旨味を引き出します。

 

 

本物の寿き焼き(Suki yaki)を、溶き卵(Toki tamago)で食べます。絶対に他の店では経験できない、肉の柔らかさと美味しさを堪能しましょう!

 

 

寿き焼き(Suki yaki)には、御飯と漬物がつきものです。米は山形県産の「つや姫(Tsuya hime)」で、何度でもお代わりが可能です。

 

 

最高の肉汁と油が残る鉄鍋で、最高の野菜、豆腐、シイタケなどを料理します。これが美味しくない訳がありません。

 

 

野菜を食べたら、また同じ方法で肉を焼きます。仲居(Naka i)は驚異的な技術で、肉や野菜が焦げ付かないように料理します。

 

 

肉が無くなると、玉ねぎを炒め始めます。肉汁を吸った玉ねぎは甘くておいしいです。

 

 

鉄鍋の残り汁と、残った溶き卵を御飯にかければ、世界最高のTKG(T=Tamago K=Kake G=Gohan)を食べられます。

 

 

和田金(Wada kin)は、今も昔も日本中のグルメから愛されています。また、伊勢神宮(Ise jingu)への参拝を記念して寿き焼き(Suki yaki)を食べる人も居ますし、地元の人も祝い事があった時などに利用するようです。

 

 

伊勢神宮・外宮( jingu・Geku)