諏訪大社・下社秋宮(すわたいしゃ・しもしゃ あきみや)

〒393-0052 長野県 諏訪郡 下諏訪町 5828

駐車場:無料駐車場がある。


 

諏訪大社は、諏訪湖の北側にある下社春宮(しもしゃ はるみや)と下社秋宮(しもしゃ あきみや)、南側にある上社本宮(かみしゃ ほんみや)と上社前宮(かみしゃ まえみや)の四社で成り立っています。

岡谷ICから中山道(なかせんどう)を直進すれば、秋宮に到着します。秋宮は中山道と甲州街道の合流地点なのです。

 

 

境内案内図です。

 

 

下社秋宮の大鳥居です。左側に手水舎、右側に駐車場の入り口があります。

 

 

駐車場入り口の右側に、秋宮恵比寿社(あきみやえびすしゃ)と八幡社(はちまんしゃ)があります。

 

 

秋宮恵比寿社の御祭神は、恵比寿様(えびす さま)こと大国主命(おおくにぬし の みこと)です。

 

 

八幡社の御祭神は、八幡神(はちまん の かみ)こと応神天皇(おうじん てんのう)です。応神天皇には、誉田別命(ほんだわけ の みこと)という名もあります。

 

 

大鳥居の先、左側に千尋池(ちひろいけ)と千尋社(ちひろしゃ)があります。数千年もの歴史を持つ千尋池には荒廃した時期もありますが、昭和の初期に復興を遂げました。

 

 

千尋社の鳥居には、珍しい形状の注連縄(しめなわ)がされていて、四方に御柱(おんばしら)が立てられています。

 

 

参道の石段を登っていくと、根入りの杉(ねいり の すぎ)と、神楽殿(かぐら でん)が見えて来ます。

 

 

根入りは寝入り(ねいり)の同音異字であり、樹齢6~700年にもなるこの杉は、AM2:00~2:30頃になると枝先が下がり、鼾(いびき)が聞こえると言い伝えられています。また、この杉の枝を煎じて子供に飲ませると、夜泣きが止まると言い伝えられています。

 

 

神楽殿を近くから。巨大な注連縄が有名です。

 

 

神楽殿の左側後方に子安社(こやす しゃ)があります。御祭神は安産の神であり、建御名方命(たけみなかた の みこと)の母であり、高志沼河姫命(こし の ぬなかわ ひめ の みこと)です。底の抜けた柄杓を奉納して、安産を祈念します。

子安社の右側に賀茂社(かもしゃ)と八坂社(やさかしゃ)が並び、柄杓を挟んで左側に武甕槌命(たけみかづちのみこと)を祀る鹿島社(かしましゃ)があります。

 

 

世界最古の翡翠の産地として知られる新潟県・糸魚川の近くに、高志沼河姫命の御本社である天津神社(あまつ じんじゃ)があります。諏訪の伝説は、ここから始まったと言っても過言ではありません。

天津神社(あまつ じんじゃ)
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神楽殿の後方に、秋宮の幣拝殿(へい はい でん)があります。正面に拝殿(はい でん)、左右に御幣(ごへい)を祀る幣殿(へい でん)が連なる、諏訪大社特有の建築様式です。御祭神は建御名方命の妻、八坂刀賣命(やさかとめ の みこと)です。

下社春宮も幣拝殿になっていて、昔の大工達が腕を競って建立したという記録が残っています。

 

 

幣拝殿の右側に、皇大神宮社(こうたいじんぐうしゃ)と、若宮社(わかみやしゃ)と、稲荷社(いなりしゃ)があります。

 

 

根入りの杉の右側に駐車場があり、その手前に諏訪明神の龍神伝説に因んだ温泉手水(おんせん ちょうず)があります。上社本宮にも温泉手水の明神湯(みょうじん ゆ)があり、全国屈指の湯量を誇る諏訪らしさを感じる事が出来ます。

 

 

諏訪大社・リンク
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