〒601-1112 京都府 京都市 左京区 鞍馬貴船町 180
駐車場:参拝者用の小さな有料駐車場が二ヵ所ある。
鞍馬山(くらま やま)の麓にある貴船神社は、全国にある貴船神社の総本社です。その隣に流れる貴船川(きぶね がわ)では、川の上に床を作って料理を提供する川床料理(かわどこりょうり)を提供する店が多数あります。
境内案内図です。
貴船神社の一之鳥居は、叡山電鉄鞍馬線・貴船口駅(えいざん でんてつ くらません・きぶねぐち えき)の近くにあります。因みに、漢字は同じでも神社の名前は「きふね」と読み、地名は「きぶね」と読みます。
一之鳥居の付近は分岐点になっていて、道路を左折すると貴船方面、右折すると鞍馬(くらま)方面に向かいます。
一之鳥居の隣には、梶取社(かじとり しゃ)があります。御祭神は宇賀魂命(うが の みたま の みこと)です。
一之鳥居の分岐点を左折して、貴船川沿いの道路を歩いて行くと、蛍岩(ほたる いわ)が見えてきます。
蛍岩から少し歩いた所に梅宮社(うめみや しゃ)があります。
梅宮社の御祭神は、木花開耶姫命(このはな さくや ひめ の みこと)です。
梅宮社から少し歩いた所、貴船川の対岸に白石社(しらいし しゃ)があります。御祭神は下照姫(したてる ひめ の みこと)です。
白石社から少し歩いた所に、烏帽子岩(えぼし いわ)があります。昔、貴船神社に奉職する人が、この岩に礼装の烏帽子を置き、身を清めたと言い伝えられています。
烏帽子岩から少し歩いた所に、天狗の伝説で有名な鞍馬寺(くらま でら)の西門(にし もん)があります。石段を上った先に、奥の院・魔王殿(おくのいん・まおうでん)があります。
西門の近くに、貴船神社の二之鳥居があります。
二之鳥居のすぐ近くに白髭社(しらひげ しゃ)があります。
白髭社の先に、灯籠階段(とうろう かいだん)と呼ばれる撮影スポットがあります。
石段の先には御神門(ごしんもん)があり、その後ろに龍船閣(りゅうせん かく)と言う展望台兼休憩所があります。
龍船閣を正面から。
龍船閣からの眺めです。残念ながら、あまり見晴らしは良くありません。
龍船閣の向かいに、貴船神社の本宮(ほんぐう)があります。
本宮の手前に手水舎(ちょうずしゃ)があります。
手水舎を斜めから。作法については、下記リンク先に説明ページがありますので御覧ください。
手水舎の近くに御神木の桂の木があります。
御神木の隣には、貴船川から産出される最高級の庭石、貴船石(きぶね いし)だけで作られた石庭があります。
手水舎の隣にある石段を上った所に、本宮の拝殿(はい でん)があります。拝殿の奥に御祭神の高龗神(たか おかみ の かみ)を祀る本殿(ほん でん)があります。
高龗神は、水の供給および祈雨と止雨を司る龍神です。因みに、漢字ではこのように書きます。
龗(おかみ)の字は、このように書く場合もあります。
本宮の前に、水占いの場所があります。
御神水の水源は、遥か上方にあります。
本宮の石段を下りて、手水舎の前に戻ります。そこには祈雨の黒馬と、止雨の白馬の像があります。天候を祈願する為に白黒の馬を奉納する習慣は、奈良県の丹生川上神社(にう かわかみ じんじゃ)が発祥の地とされています。
馬の像の近くに祖霊社(それい しゃ)があります。
祖霊社の近くに御神門があり、その左側に牛一社(ぎゅう いち しゃ)があります。御祭神は梅宮社と同じ木花開耶姫命ですが、牛鬼(うしおに)と呼ばれた氏族の先祖を祀っているとも言われています。
牛一社の隣に川尾社(かわお しゃ)があります。御祭神は丹生川上神社・中社(なか しゃ)と同じ、罔象女神(みづはのめ の かみ)です。
川尾社の近くに鈴鹿社(すずか しゃ)があります。御祭神は大比古命(おおひこ の みこと)です。その奥に見えるのは、本殿を改修する際に、一時的に御神体を移す為の場所である権殿(ごんしゃ)です。
鈴鹿社から御神門の前に戻って、先に進みます。
石段の下にある鳥居の先に、鈴鹿川(すずか がわ)と鈴鹿橋(すずか ばし)があります。
鈴鹿橋を渡った先にも鳥居があります。ここも人気の撮影スポットです。
鳥居の近く、坂の下に貴船神社・本宮(ほんぐう)の有料駐車場があります。ここから先はPart2で紹介します。
コメント